はじめに マレーシアと日本の歴史的な関わりを記していきたい。具体的には、主にマレーシアを訪れたり滞在した歴史的な人物を介して、いかなる交流があったのか浮き彫り……
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もう一つの日マ交流誌 ―マレー世界に渡った日本人
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遭難の末,たどり着いた遣唐使・平群広成 古代(古墳時代~平安時代)に、日本人が出かけた海外は、朝鮮半島と中国大陸がほとんどだろう。しかし、一部に東南ア……
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ザビエルに従った布教者ヤジローとベルナルド 時代は室町時代末期、いわゆる戦国時代に飛ぶ。 この時期、海外に出る日本人は非常に多かった。交易のほか、武士と……
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ボルネオに“売られた”孫太郎 厳しい海禁政策(鎖国)が撮られた江戸時代に海外に出た日本人となると、ほとんどが漂流者だろう。たいてい漁業か運輸目的の回船……
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マレーのゴム園王 笠田直吉 [caption id="attachment_239" align="alignnone" width="212"] ゴムの樹液……
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サラワク王国で植民目指した日沙商会 マレー世界への日本人の移民は、半島だけでなく島嶼部にも多かった。その一つが当時“南洋の秘密国”と呼ばれたサラワク王国である……
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これまで歴史的なマレー世界を訪れた日本人を紹介してきたが、特別編として日本に来たマレー人を紹介したい。その一人がテュアン・サイド・オマールである。 オマー……
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1、軍事探偵としてマレーを訪れた彫刻家・朝倉文夫 マレー世界を訪れたのは、無名の人ばかりではない。高名な文学者、芸術家もマレーを訪れている。ただし、その動機は……
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戦中のボルネオに赴任した土方久功と鹿野忠雄 マレー世界は、現在でも動植物、そして民族学の研究家にとって魅惑的な土地である。戦時中に研究者としてボルネオを訪れた……